施工実例
北陸の冬でも快適に暮らせる
インナーガレージがある
Q 1.0住宅富山市 インナーガレージのある家
家づくりを考える上でデザインや間取り、性能など多くのポイントがあり、どれを優先するかによって家づくりは違ってきます。 私は快適性が左右される性能が構造と同様に一番大切だと考えています。
特に居住空間の暖房は重要で、床を温める方法が一番快適だと思います。
基礎を断熱して床下をエアコンの暖気で温める床下エアコンは、従来の床に温水を回して温めるやり方と違い、温度設定が簡単にできますし、暑ければ止めることもできます。
また、夏には冷房にして床を冷やすこともできます。
エネルギー効率も灯油やガスに比べて断然よく、メンテナンスも簡単で、設置費用も安く、理にかなった暖房方法です。富山県で床下エアコンを設置する場合の住宅性能の目安は、Q値1.2、UA値0.3、C値0.4が最低必要で、性能が高ければより快適性が増して低燃費になります。
富山県でも最近、床下エアコンを採用する住宅会社をポツポツ見受けるようになりましたが、残念ながらそこまでの断熱・気密性能を有していないように思えます。
家の断熱・気密性能が本当に高性能でないと床下エアコンだけでは1階でも快適な室温まで上がりませんし、2階は、なおさらです。家の快適性、冷暖房費を設計段階において数値で確認できるQ1.0住宅を自信を持ってお勧めしています。
断熱・換気・暖房・省エネ
データ表
断熱材 | 天井・屋根 | 吹込みグラスウール | 400mm | |
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壁 | 充填部 | HGW16k | 120mm | |
付加部 | HGW16k | 105mm | ||
床・基礎 | ビーズ法PSF1号(65+65) | 130mm | ||
開口部 | サッシ・ガラス | 南面 | 樹脂サッシArLow-Eトリプル | |
東西北 | 樹脂サッシArLow-Eトリプル | |||
換気・換気回数 | 熱交換 70% | 0.3回 | ||
性能値 | 外皮平均熱貫流率 UA値 | 0.259W/m²K | ||
熱損失係数 Q値 | 0.896W/m²K | |||
自然温度差 | 7.23℃ | |||
暖房負荷 | 電気の場合 | 2,007kWh(面積1m²あたり15.2kWh) | ||
灯油の場合 | 229ℓ/年 効率85% | |||
Q1.0住宅レベル判定 | Level2 |
住宅延床面積(132.28)m²