お知らせ・住まいる日誌

資金計画(住宅ローン)について

2008.02.11

住宅ローンを組むときに、通常、住宅会社の営業担当者のアドバイス か、工務店であれば銀行まかせのところが多くなります。
その結果、富山県では長期ローン(フラット35)が全体の4.3%しか
利用がありません。それ以外は現金か10年以下の短期固定でローンを組んでいます。(全国的に見ても長期ローンは少ないそうです。)
 私はこの結果について、仮に2000万以上のローンを組まれるかたには、かなり悪い選択をされていると思います。それは住宅会社や銀行にとって都合がよくても、借金する側(施主)にとってけして良いわけないからです。
 その理由は、住宅会社はフラット35を施主が利用されると、申請書類や提出図面、検査回数が増えて時間と手間がかかりので(正直、大変です。)、同じ費用なら、いろんな意味で住宅会社が楽で都合が良い銀行ローンをすすめます。片方、銀行側もフラット35を利用してもらってもあまり儲けにならないので、銀行の自社のローンをすすめます。
 この両者の利害がいまのところ一致していますので、結果10年以下の短期ローンをすすめます。(決して両者が結託して打合せをしているということではありません、念のために)
 もちろん、10年後に仮に金利が上がり、ローン返済が月に3~4万
増えても無理なく返済できる方は、とりあえず現状の安い短期金利でローンを組んでもいいと思います。
しかし、 そうでない人は長期ローンで組まれ仮に借入額が減るかもしれませんが、その範囲でローンを組むべきだと思います。無理なローンを組んで家庭不和(返済のために、奥さんも無理に働き夫婦すれ違いやお互いの心に余裕うがなく、けんかが多くなりやすい)やせっかく手に入れたマイホームを手放すことにならないためにです。
民間のいろんな大手シンクタンクでも10年以内には、住宅ローンの金利は上がると予想しています。(銀行もその情報当然知っています。)
フラット35の場合も年収が比較的少ない方も、多く借りやすくなってきていますので、営業マンに乗せらて多く借り入れしないよう注意が必要です。人生、堅実が一番だと思います。
 資金計画(住宅ローン)で不安な方は、私に相談(無料)してみてください、あなたにとって最適な返済計画のお手伝いができると思います。